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2014.02.11 Tuesday  | -

ドコモ夏野氏退社・垂直統合型ビジネスの終焉 

ドコモ 夏野 取締役 兼務
 
iモードの生みの親と言っても過言ではない、「業界のぶっちゃけ男」ドコモの夏野氏がついに4月末をもってドコモを退職する事になったようだ。

長年の夢であったおサイフケータイを現実のものとし、ケータイで考えうるビジネスはやり尽くしたし、数年前から記者会見に出ては「給料が上がらない」とぼやき続けていただけに、彼の退職は予見されていたが、実際に確定してみるとやっぱり驚いてしまった。


個人的に彼は日本最強の「ビジネスマン」だと思っている。

iモードは仮に彼が携わらなくても歴史の必然として世に生み出されたものかもしれないが、その流れを加速させ、1億人のライフスタイルを大きく変え、iモードというプラットフォームの上で生態系を作り、様々な企業に新たな収益源を確立させた功績は偉大だ。

ここ十年で日本人のライフスタイルを大きく変えた功労者としてはソフトバンクの孫さんと夏野氏がダントツだったのではないだろうか。

事なかれ主義、官僚主義で保守的なNTTという企業体の中で一人気を吐き、軋轢を恐れず、ビジョンを打ち出し続け、物議を醸しながらもドコモのサービスを形作ってきた点は大いに評価されるべきだろう。

もちろん携わったもの全てが成功してきたわけではないが、iモードやおサイフケータイを生み出した実績は歴史に残る偉業だ。それは間違いない。


ただ、時代は物凄いスピードで動いている。インターネットの世界では既にオープン化、APIによるマッシュアップなど、ゆるやかな協業・水平分業的な志向の企業しか生き残れなくなってきている。

ドコモのような端末・サービス企画/調達/ディストリビューションというように川上から川下まで自社のコントロール下におく、いわゆる「垂直統合型ビジネスモデル」に限界が来ているのではないだろうか。

   

キャリアに関係なく1メーカーが作り上げたiphoneの爆発的ヒット、端末のプラットフォームの共通化・オープンソース化を狙ったGoogleのAndroidの登場がそれを象徴しているのではないかと思う。

垂直統合型ビジネスモデルで大きく成功を収めたiモードの立役者の退職をもってして、このビジネスモデルの時代に一つの区切りがついた。そんな象徴的な出来事だったのではないだろうか。


退職後はコンテンツ系の企業に携わっていくというような報道だったが、稀代のプラットフォーマーがその才能を活かしきるのはコンテンツのように一つ上のレイヤーではなく、あくまでもプラットフォーム側だと思う。

ただ、彼のようなキャリアを持った人間が満足する仕事・ポストというのは限りなく少ない。個人的に考える今現在彼に最も合うポストはGoogle日本法人の社長なのではないかと勝手に思っている。村上さんも長くなってきたし、後任にはうってつけではないだろうか。

まあ何にせよ、夏野氏には今後も活躍して頂き、その力を見せ続けていって欲しいと切に思っている。本当にお疲れ様でした。

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2008.03.29 Saturday 01:52 | ビジネス

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2014.02.11 Tuesday 01:52 | -
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aikawa (2008/03/30 8:09 PM)
某SNSのF社が、本格日本進出を前に、
とある有名人をスカウトした、って噂を聞いたのだけれど、
夏野さんだったりしないだろうか、
と妄想しています。
lockstock (2008/03/31 12:52 AM)
Googleから有能な人をガンガン引き抜いているし、人材へのこだわりはかなりありそうな会社なので、あり得ない話じゃないよね。

mixiにも原田氏が行ったり、モバイルがPCのアクセスを超えたりしているので、能力・経験的にも最適な気もします。

引き続き彼の今後について妄想を暴走させて行きましょう(笑。